退職しそうな人が見せる前兆とは?

皆さんが働いている職場では退職者が出たことはありますか?

数年以上同じ職場で働いていれば、同僚や部下が退職していったという経験は誰でもしていると思います。

もし社員が仕事を辞めようとしているとき、その人が発している”退職の前兆”を見つけることができれば早めに不満や悩みを解決し、退職を防げる可能性があります。

今回は退職しそうな人が見せるいくつかの前兆についてご紹介したいと思います。

退職しそうな人が見せる前兆

これから転職することを計画している人、または退職しようと決意した人はどのようなサインを見せるのでしょうか?

実際に自分が退職しようと決めたときの経験も含めていくつかご紹介したいと思います。

上司や同僚と距離を置きたがる

会社を辞めることを決意すると、上司や同僚に対して後ろめたさを感じる人が少なくありません。

そうなると、職場の人たちとも距離を置きたくなるものです。

今まで仕事中に雑談したり一緒にランチをとっていたのに、急に話しかけてこなくなったり一人でランチをとるようになった場合は退職のサインかもしれません。

仕事の愚痴を言わなくなる

今までさんざん仕事の愚痴を言っていた人も、いざ辞めることを決意すると逆に愚痴を言わなくなる場合がありますよ。

その理由としては「もう少しの辛抱だから・・」とか「もう関係ないし・・」という、ある意味今の職場に対して諦めの感情を持っているからかもしれません。

愚痴を言う人の中には、少しでも会社に良くなってほしいという想いを持って言っている人もいますが、これから辞めるのであればもう関係のない話ですからね。

実際に私も飲み会なんかで仕事の愚痴をよく言っていたんですが、転職先が決まってからは全く言わなくなっていましたね。

同僚からは「最近あまり仕事の文句言わないじゃん」なんて言われたことを覚えています。

やっぱり心境の変化が外にも現れていたんですね・・

仕事のモチベーションが下がる

これから仕事を辞めるのに、今までよりモチベーションが上がるなんてことはないですよね?

退職の2週間前ともなれば、心はもう次の職場に向けられているといった感じでしょうか?

あの人最近やる気がないな、と感じたらもしかするとそれが退職の前兆だったりします。

しかし、職業人として給料をもらっている以上は最後まできちんと仕事をやり遂げてもらいたいものです。(精神的、肉体的に追い詰められている場合を除く)

立つ鳥跡を濁さず、有終の美を飾るようにしましょう!

妙に明るくなる

転職先がもう決まっていて、あとは今の職場を辞めるだけ!という状態になると心が軽くなるものです。

私も希望の企業から内定をもらったときは本当に心が軽やかになったものでした!

特に今までの仕事や職場に不満があるほど「会社を脱出できる!」とうれしくなります。

そういう感情は表に出やすいもので、ずっと疲れた表情をしていたのに最近妙に明るくなった人がいたら退職する前兆かもしれません。

私用で電話することが増える

転職活動をするとどうしても電話する機会が増えます。

私も転職活動をしていたときは私用の電話がかなり多くなりました。

転職エージェントや面接を受けた会社は業務時間中でも電話をかけてくることがあるんですよね。(正直ちょっと迷惑でしたが・・)

「最近よく電話してるけど転職活動でもしてるの?」と同僚からド直球で聞かれたことがありますね(笑)

こそこそ電話している様子を見かけることが増えたら要注意です。

逆に転職活動をしている人は、なるべく平日勤務時間帯の電話は遠慮してもらって、急を要する連絡以外はメーでしてもらうよう先方にお願いしておいた方が良いでしょう。

転職サイトを見ている

職場で堂々と転職活動というわけですね(笑)

仕事を辞めそうなサインとしてはこれが一番確実なものだと思います。

転職サイトを見るということは、少なくとも今の職場に不満を持っていることは間違いないからです。

ただし、職場に不満があっても本当に辞める意思は固まっておらず、ただ周りへの当てつけでやる人もいるみたいですよ。

なので、堂々と転職サイトを見ている人よりは、休み時間などに隠れてコソコソ見ている人の方が要注意です。

身辺整理を始める

いつも机周りが散らかっているのに、最近急に整理整頓を始めた人はいませんか?

退職しようとしている人は職場を去る準備をするために少しずつ私物を持ち帰るようになる場合があります。

晴れやかな表情で身辺整理を始めたら要注意かもしれません。

ただし、これは判断が難しくたまたま断捨離を始めただけかもしれませんので決めつけは禁物です!

ちなみに私は退職日の少し前から身辺整理を始めたのでこれは当てはまりませんね。

まとめ

いくつかご紹介しましたが、これらの行動が一つだけ当てはまっていただけでは退職の意思があると断定することはできません。

サインが複数現れたときにはじめて退職の可能性があると言ってよいでしょう。

もし部下や同僚の退職を察知して、早めに悩みを解決してあげたいという方は参考にしてみてください。

逆にこれから転職する予定があったり、会社を辞めよう計画している人はこれらの前兆を表に出さないように気を付けましょう。

ちなみに転職慣れしている人のなかには、感情を表に出さず普段通りにふるまう忍者のような人もいますよ!

最後までお読みいただきありがとうございました!