【コロナでばれた!】いい加減やめるべき日本の働き方

皆さんは仕事をする中で”効率が悪い”とか”いい加減やめようよ”と思っている無駄な習慣はありませんか?

明らかにおかしいのに、日本特有の同調圧力などでやめられない悪習ってありますよね。

コロナ禍で働き方が急速に変わっていく中、様々な悪習があぶり出されてきています。

今回は、今まで多くの人が無駄だと思いつつもなかなかやめることができなかった日本の働き方習慣についてまとめてみました。

やめるべき日本の働き方

すぐ電話する

ちょっと仕事で聞きたいことがあったとき、気軽に電話をかけたりしていませんか?

その電話、もしかしたら相手に迷惑と思われているかもしれませんよ。。

電話は確かに便利なツールですが、コミュニケーションをとるために相手に時間を合わせてもらわないといけない同期ツールです。

日本では大事な要件は電話で伝えないと失礼に当たるという謎の風習があるようで、何かと電話での連絡にこだわる人がいるんですよね。

私も仕事中、取引先や社内から頻繁に電話がかかってくることがあるんですが、集中しているときに電話されると自分の作業が止まって集中力が切れてしまいます。

しかも不在中だったときは、他の人が電話を取って「折り返し電話してください」となるわけで、近くの人の時間も使わせてしまうわけです。

本当に効率が悪いですね・・

テレワークをやってみてわかったんですが、電話がないと仕事に集中できるしメールかチャットで十分じゃんって思いました。

急ぎの用事以外で頻繁に電話するのはやめるべき習慣だと思います。

印鑑がないと動けない

私の会社では、最近は在宅勤務の影響で書類はなるべく電子化しようという方向に進んでいます。

しかし、取引先との取り決めで書類に印鑑を押さないと進めない業務が未だに残っているのも事実です。

ハンコを日常的に使うのって日本特有の文化なんですよね。(海外は基本的にサイン)

それはそれでいいのですが、仕事になると話は別でハンコは本当に効率が悪いのです。

テレビのニュースでも取り上げられていましたが、在宅勤務している人が書類に印鑑を押すために出社しているのを見て、本当に本末転倒だなと思いました。

そして印鑑は人に貸し出せてしまうので、セキュリティの観点から見ても問題のあるシステムなんです。

書類にサインしてPDFで送る、もしくはパスワードが必要な電子押印に変えるべきです。

いまだにFAXを使う

みなさんの職場にFAXはありますか?

ほとんどの会社ではすでに使われていないと思いますが、小規模の事業者では未だに現役で使っている場合もありますし、官公庁ではかなりの割合でFAXを使い続けています。(新型コロナウイルス感染者の集計もFAXだとか・・)

しかし、メールでのPDF添付に比べるとFAXは本当に不便で、いちいち書類をセットしないといけないし、送信料がかかってしまうんですよね。

ちなみに海外では個人はもちろんFAXを使っている会社は中小企業も含めてほとんどないんだそうです。

いい加減メールアドレスを持ちましょうよ!

無駄な会議

日本の会社って本当に会議が好きですよね。。

人が集まって議論しないといけない場合というのは確かに存在しますが、必要性のある会議はそれほど多くないはずです。

しかも、出席する必要のない人まで呼んで、結局何も発言しなかったりするんですよね。

コロナ禍でテレワークが普及し、人が会議室に集まる機会が減ったことをきっかけとして、今までどれだけ無駄な会議が多かったのかを実感している人も多いみたいですよ。

無駄な会議は減らして、本当に必要性のある会議を行うのであれば時間をしっかり決め、かつ出席者全員が発言できる有意義な会議をするべきです。

必要のない残業

働き方改革が進む中、日本では未だに残業文化がなくなることはありませんね。

しかも残業代を払わず、サービス残業を強制するブラック企業に関するニュースも後を絶ちません。

どうしても定時間内で業務が終わらず、やむを得ず残業するのであれば仕方ありませんが、必要のない残業が日常化している現在の働き方はいい加減にやめないといけないです。

必要のない残業とは・・

  • 付き合い残業・・・他の人が残っているから帰り辛くて残業する
  • アピール残業・・・長時間勤務で頑張っている姿勢をアピールする
  • 空残業・・・残業代が欲しくてあえて仕事をダラダラやる

ただ、最近は残業時間ではなく仕事の成果で評価を判断する企業も増えてきたので、少しずつではありますが長時間労働や無駄な残業は減少傾向にあると思います。

無駄な飲み会

飲み会は時間とお金の無駄です!

お金を払って上司や同僚の愚痴を聴かされるなんて一体何の罰ゲームでしょうかね?

しかも、お酒の席で親睦を深めようが結局次の日には元に戻っているんですよ。結局はアルコールの力を借りていただけですからね。

忘年会歓送迎会程度ならいいと思いますが、特に目的のない飲み会ははっきり言って無駄です。

幸いにも、コロナ禍で飲み会文化は急速に衰退しつつあります。

飲み会が嫌いな人はこのまま飲み会文化がなくなってくれることを祈るばかりですね。

悪習がなくならない理由は国民性が原因?

上で紹介した仕事上の習慣は、海外の企業ではあまり見られないものです。(会議が多い企業はある)

ではなぜ日本ではこれらの悪習がなかなかなくならないのでしょうか?

それは日本人の国民性が原因かもしれませんよ。

例えば、働き方に悪影響を与えている国民性としては以下のようなものが考えられます。

  • 同調圧力に弱い
  • 変化を嫌う
  • 形式にこだわる

これらの特徴は裏を返せば良い面もあるんですが、企業同士の競争がグローバル化している現代ではどうしてもマイナスに働いてしまうんですね。

海外では他人は他人、自分は自分という考え方が定着しているので働きやすいですし、古くて非合理的なものはさっさと捨ててしまうのでどんどん経済成長していきます。

逆に日本はどんどん世界に追い抜かれていってしまうのです。(悲しいですね・・)

まとめ

こうやってまとめてみるとちょっと思いついただけでもいろんな悪い習慣があることがわかりました。

しかし今、新型コロナウイルスの感染拡大という大きな混乱をきっかけに、日本人の意識も少しずつ変わってきています。

日本は明治維新や戦後の混乱を経験することで成長してきました。

災い転じて福となすという言葉があるように、今回のコロナ禍を乗り越えて今までより合理的で働きやすい国になるといいですね。