仕事を辞める理由は何でもいい!

こんにちは!

突然ですが、社会人として働いている方で、今まで仕事を辞めようと思ったことがある方はいますか?

おそらく誰もが一度は仕事を辞めたいと思ったことがあるはずです。(踏みとどまる人の方が多そうですが)

そして仕事を辞めたいと思った人の中には、実際に衝動的、あるいは計画的に退職していく人がいます。

私も過去に数回転職を経験しており、それぞれ辞めたいと思った理由は様々でした。

今回は、世の中の人がどんな理由で退職しているのか、そして私が退職しよう思ったきっかけについて書いていきたいと思います。

退職理由にはどのようなものがあるのか?

一般的に転職回数が少ないと言われる日本ですが、それでも定年退職するまでに1回以上転職を経験する人が多数を占めています。

それでは、世の中の人たちはどんな理由で退職を決意しているのでしょうか?

まずは実際に退職を経験したことがある人たちに聞いた仕事を辞めたきっかけについて、私もお世話になったことがある「エン・ジャパン」さんのアンケートからご紹介したいと思います。

8,600名に聞いた「退職のきっかけ」調査 より引用

8,600人という人数と、年代別でも集計しているアンケートであることから、かなり信頼できるアンケートであると思います。

このアンケートは「転職」ではなく「退職」したいと思った理由となっているので、どうしてもネガティブな理由が多くなりがちの様ですね。

全体としては「給与が低かった」「やりがい、達成感を感じない」「企業の将来性に疑問を感じた」「人間関係が悪かった」が上位4つを占めています。

これらは仕事で多くの人が感じることだと思います。

年代別にみると、25歳以下「やりたい仕事ではなかった」「他にやりたい仕事ができた」が他の世代よりも突出していますね。

年齢が若いほど、本当に自分のやりたいことを探して転職していく傾向であることがうかがえます。

私が退職を決意した理由

では次に私が退職を決意した理由についてご紹介します。

私は過去に何度か転職を経験していますが、その中で前に働いていた会社を辞めた時の理由についてご紹介しましょう。

正直に言うとかなり多くの不満を感じて退職したのは事実です。

※ちなみに前職では社員数数千人規模の産業機械メーカーに勤めており、そこそこ知名度がある企業でした。

収入を上げたかった

アンケートの退職理由のトップに「給与が低い」がありましたが、私の場合は世間と比較して決して給与が低かったわけではありません。

ただ、自分が成果を出している中でもらえる給料はこれが限界なんだろうか?という疑問を感じていたのです。

そんな時にネット上で他社の平均年収を知る機会があり、同じような仕事内容でもこんなに待遇が良い会社があるのか?と衝撃を受けたことを覚えています。(世間知らずだったわけです)

どうせ同じような仕事をするなら、もっと基本給やボーナスが高い会社で働きたい!と思いました。

仕事にやりがいがなかった

仕事のやりがいについてはアンケートでも2位に挙げられていますね。

前の会社では機械設計技術者としての業務に就いていたのですが、正直に言うとあまりやりがいのある仕事ができていませんでした。

ある程度仕事の進め方が出来上がっており、同じことを繰り返し行う定型的な業務の割合が多かったのです。

そのため、なかなか自分の意思を会社の製品に反映させることが難しく、挑戦する機会も少なかったと思います。

定型的な業務が向いているという人もいますが、私はもっと自分で仕事のやり方を考え、自分の意思を仕事に反映させたいと考えていました。

理不尽なことが多かった

当然退職を決意した理由の中にはかなりネガティブなものもあります。

その理由の中には「仕事で理不尽なことが多い」というものがありました。

例えばどんな理不尽があったかというと・・

どんな仕事には期限納期がありますよね?納期は顧客との約束のひとつですから、当然守らなくてはなりません。

しかし、上司から仕事を自分に割り振られた時点で納期ギリギリ(今まで何してたんだか・・)、深夜まで残業しても間に合わずなぜか自分が会社から責められる、なんていうことがありました。

会社などの組織は価値観が異なる人間の集まりですから、どんな仕事でも理不尽なことはあると思います。

でも、それがあまりもひどいと誰でも嫌気が差してきますよね。

私はその理不尽さに耐えかねて、抗議の意味でも退職しようと思ったのです。

仕事を辞める理由は何でもいい

よく「逃げるために仕事を辞めることは良くない」と言っている人はないでしょうか?

例えば、人間関係が嫌になったり仕事がきついという理由で辞めることについてです。

しかし、仕事を辞める理由に良い悪いがあるのでしょうか?

世の中には自分と同じ人間はいないですから、それぞれ考え方価値観能力が異なり、当然忍耐力にも個人差がありますよね。

もし嫌な人間関係やキツい仕事を我慢し続けて、あなたがうつ病になったり体を壊してしまったらどうなるでしょうか?

体が健康であればいくらでもやり直しできますが、もし体や精神を壊してしまったらもう遅いのです。

職業選択の自由が認められている以上、仕事を辞める理由に悪いことなどないはずです。

自分のことは自分にしかわかりませんから、もしあなたが今の職場や仕事に耐えられないのであれば、決して自分を責めず、できるだけ早急に仕事を辞めるべきでしょう。

ネガティブな退職理由も、言い換えればポジティブになる

仕事に対する負の感情が原因で退職してしまったとしても問題ありません。

転職活動で退職理由を伝えるとき、たとえネガティブな理由であっても、言い換えればポジティブにもなるからです。

例えば、以下のような伝え方があります。

  • 仕事にやりがいや達成感がない ➡ もっと難しい仕事に挑戦して達成感を感じたい!
  • 上司が嫌い&合わない ➡ 上司と率直に意見を言い合える環境で働きたい!
  • 残業が多くて体力的にきつい  ➡ 仕事とプライベートを両立し、めりはりをつけて働きたい!

仕事を辞める理由は何でもいいのですが、人を採用する側としてはネガティブな発言をあまり好まないので、ぜひ前向きな発言を心掛けてください。

私も前職に不満があったことは事実ですが、転職するときはその不満点をなるべくポジティブに伝えるようにしました。

それに採用側は、ポジティブな理由だけで仕事を辞める人が少ないことも十分承知しているはずなので、何も気後れする必要はありません。

自分に自信もって前に進みましょう

まとめ

今回は仕事を辞めるときの理由について書いてみました。

仕事を辞めたいと思っている人は、自分を責めたり自信がなくなったりしがちですが、卑屈にならずぜひとも自分を肯定してあげてください。

自分にピッタリな仕事や職場は必ず存在するはずです。

今後は仕事や転職のことについて、もっと書いていきたいと思います。