2020年も残すところ2か月弱となりましたが、年の瀬が近くなってくると”あの行事”が心配になってくる人も多いのではないでしょうか?
そう、忘年会です!
しかし、この記事を書いている11月の時点で新型コロナウイルス感染拡大第3派に入っており、飲み会など感染するリスクが高い行事を行うべきか自粛するべきか悩んでいる人も多いと思います。
ちなみに私の勤め先では歓送迎会などの飲み会は原則禁止となっており、今年の忘年会もすでに中止が決まりました。
飲み会が苦手な私にとってはありがたいかぎりですが、在宅勤務で同僚などに会っていないのでちょっと寂しい気持ちもあるような気がしますね。
今回は2020年の忘年会を中止するべきなのか?やるならどんな方法でやればいいのか?をご紹介したいと思います。
原則として忘年会は中止すべき
身も蓋もありませんが、安全と健康を最優先にしたいなら今年の忘年会は中止にするべきです。
特に、忘年会はほとんどの場合繁華街や飲み屋街という不特定多数の人が集まる場所で会話しながら飲食するわけですから、どれだけ対策を施したとしてもリスクをなくすことはできません。
検温を行っても無症状の人はそもそも発熱していませんし、手のアルコール消毒を行っても100%ウイルスが死滅するわけではありません。
空間を仕切って行う場合でも、空気は滞留していますから1時間も同じ場所にいればほぼ必ず誰かが出した飛沫を吸い込むことになるでしょう。
実際日本各地で飲み会中にクラスター(集団感染)が発生したケースが多数報告されています。
感染リスクを0%にする唯一の方法は居酒屋などでの忘年会を「中止する」ということなんです!
実際私の会社では、知る限り様々な部署で忘年会の中止が決まっています。
飲み会好きの人には辛いですね!
開催する場合は?
忘年会をやらないことが最大の感染防止対策だと頭ではわかっていても、せめて一年の締めくくりだけは何とかやりたいと思うのが人情ですよね。
そこで、どうしても会社から忘年会をやれと言われている人向けに感染リスクを低減した忘年会の形を提案したいと思います。
オンライン飲み会にする
リモートワークが普及してきたことから、飲み会もオンラインでやってしまおうという企業が増えています。
私が勤めている会社でもオンライン飲み会が認められており、酒やつまみを買ったときのレシートを提出すれば会社の経費で精算することができるようになりました。
オンライン飲み会なんて・・と思う方もいらっしゃると思います。
私も最初はあまり気が進みませんでしたが、4~5人程度までならそんなにわちゃわちゃせずに程よく盛り上がることができます。
そして意外な効果を感じたのが、オンライン飲み会だと誰かが話しているときにしっかり話を聞いてくれるということです。
普段の飲み会だと、2~3人で固まってそれぞれ勝手に話し出すというパターンが多いですが、オンラインだと発言した人の声は全員に聞こえているので、基本的には全員と会話することができます。
それから全員の画面を分割して一画面に表示すれば全員の顔を見ることができるので、全く話せていない人がいないかも確認することができますね。
デメリットとしてはプライベートまで見られているような感覚になることでしょうか・・
気になる方はWEB会議用の背景を設定しておいた方が良いかと思います。
オンラインでの忘年会に必要なものは以下の通りです。
- ノートパソコン(カメラ付)
- ヘッドセットorマイク付スピーカー
- ZOOMなどWEB会議用ソフト
- お好みの飲み物&食事
忘年会で酔いつぶれて帰れなくなった経験がある人には特にお勧めです!
少人数で行う
どうしても居酒屋などの飲食店で行わなければならない事情がある場合は、少人数に分けて行うことをお勧めします。
具体的には1グループ4人までにしておくのがよいと思います。
最悪感染者がいた場合でも、大規模なクラスターに発展するのを防ぐことができるからです。
飲食店で忘年会をやる場合は以下のことを守りましょう。
- 事前に発熱していないか検温しておく
- 飲食開始前、終了後はマスクを着用する
- 入店前に手をアルコール消毒する
- 座席の間隔は普段の2倍以上確保する
- 同じ皿から料理を取り分けない
- 可能であれば換気をする
- 必要以上に会話しない
- 短時間で行い二次会はやらない
- 忘年会の翌日も検温を行い体調が悪化していないか注意する
外食する以上感染するリスクをゼロにはできませんが、これらを徹底すればリスクを大きく減らすことはできます。(ただし、いつもより盛り上がらないことは間違いありませんが・・)
少人数でしみじみ飲み会というのも良いものですよ!
職場での食事会にする
飲食店に行く代わりに職場内での食事会で済ませることでも感染リスクを下げることができます。
不特定多数の人が集まる居酒屋と違って職場では基本的に従業員しかいませんし、体調管理や感染対策を独自に行いやすいので外食よりも安全なはずです。
また、万が一従業員から感染者が出た場合でも行動履歴を追いやすいので濃厚接触者と思われる人を特定できる確率が上がります。
職場ということもあってはめを外しすぎることも少ないでしょう。
ただし、ソーシャルディスタンスの確保、手洗いの徹底など感染対策は十分に行う必要があります。
普段働く場所での食事会もまた新鮮でよいのではないでしょうか?
まとめ
世界的な感染拡大がとどまる気配はありませんが、アメリカのファイザー社が開発したワクチンが90%以上の感染防止効果を発揮したなど、希望が持てるニュースもありました。
※有効なワクチンが開発されても広まった感染症をすぐに終息させられるわけではありません。
今年の年末はコロナ疲れでパーッと騒ぎたい気持ちはわかりますが、今は辛抱の時です!
気を緩めずに、忘年会を行う人はしっかりと対策してから行いましょう!
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