新型コロナウイルスの感染が日本を含む世界中で広まってきています。
このようなときこそ基本に立ち返り、風邪の予防と同様にこまめな手洗いやうがいの徹底、人が多く集まるイベントへの参加は控えるなど、感染へのリスクを最小限にするように努めましょう。
さて、皆さんはIoTというテクノロジーをご存知でしょうか?
最近よく耳にするようになった言葉ですが、ほとんどの方はなんとなく聞いた事がある程度の認識ではないかと思います。
パソコンやスマートフォンだけでなく、あらゆる”もの”がインターネットに繋がるIoTは、第4次産業革命とも言われるほどの可能性を秘めたすごいテクノロジー群なのです。
今回は、これから世界を変える可能性を持ったIoTについて、その一部をご紹介したいと思います。
IoTとは何か?
IoT(Internet of Things)は、日本語では「もののインターネット」と呼ばれます。
ここで言う”もの”とは、パソコンやスマートフォンなどの通信機器だけに留まらず、ありとあらゆる形を持ったものを指します。
例えば、工場の生産設備はもちろんのこと、自動車、家電、さらには靴や傘といった日用品までもがIoT技術の対象になります。
IoTとは、あらゆる”もの”をインターネットに繋げ、それらのものに搭載されたセンサーなどから得られるデータを解析、管理、制御する技術です。
では、あらゆるものをインターネットに繋げることでどのようなメリットを得られるのでしょうか?
現在想定されている活用方法を見ていきましょう。
IoTの活用方法
IoTの技術が活用される分野は、主に産業(ビジネス)用途と日常生活用途に分かれます。
産業向けの活用

IoTが本領を発揮する場所と言えばやはり工場でしょう。
現在は、自動車などの工業製品や食品であっても、生産ラインのほとんどに人間が関与しています。
そのため、例えば製品を作るための材料が足りているか?や、機械を保守点検するタイミングなどは人間が管理することになります。
既に最新の工場では、通信機能を持った機械が導入されている場合もありますが、まだまだ人間が様々な工程に関与している場合がほとんどです。
工場にIoT環境を導入すれば、工場内の全ての機械がインターネットに繋がることで生産ラインの情報を一括管理することが可能になります。
IoT化が実現すれば、例えば製品生産量を自在に変えたり、足りない材料を自動で発注したりすることが行えるようになり、人間がほとんど関わらなくても済むようになります。
それによって人手不足の解消、生産効率、安全性の向上など様々なメリットを享受することが出来るのです。
このように、一つの企業や工場内のように閉じた環境向けに構築されるIoTを「Close IoT」と呼び、世界中の企業がシステム構築へ舵を切っています。
日常生活での活用
IoTの技術を活用すれば、日常生活もより便利なものに変えることができます。
皆さんは、外出時にエアコンを消し忘れたり、鍵をかけ忘れてしまったことはないでしょうか?
家に帰ったときに鍵が空いていると、たとえ自分がかけ忘れたとしても一瞬どきっとしてしまいますよね!
IoT技術を家のいたるところに取り入れた「スマートハウス」ならば、スマホで外出先から家の鍵をかけたり、エアコンを操作して帰宅前に室内の温度を調整する、といったことも可能になります。
また、冷蔵庫にカメラやセンサーを搭載して中身がわかるようにしておけば、買い物中に買い忘れている食品がないかスマホで確認したりする、といった使い方もできそうですね。
これはほんの一例ではありますが、日常生活でもIoTの様々な活用方法が想定されており、既に住宅メーカーなどではその実用化が始まっています。
このように、街中や一般家庭で使用されるIoTは、様々な人や企業を超えて利用できるので、「Open IoT」と呼ばれます。
AI、5Gとの連携
IoTの能力を存分に発揮するためには、様々な関連技術をセットで活用する必要があります。
近年目覚ましい進歩を遂げているAI(人工知能)もそのひとつです。
IoTでは、ネットに繋がったあらゆるデバイスから送られる大量のビッグデータを処理、解析する必要がありますが、 AIの得意分野であるデータ解析は最適な活用方法と言えそうです。
さらに、2019年から世界で徐々にサービスが開始されている”5G”もIoTには不可欠な存在で、デバイスとの通信をリアルタイムで行うためには、5Gが持つ”超高速通信”、”超低遅延”、”同時多数接続”の能力が必要になります。
これからIoTが本領を発揮するための環境がどんどん整備されていくということですね。
まとめ
IoTは世の中に存在するあらゆる”もの”とそこから得られたデータをインターネットで管理、連携させるテクノロジーであることがお分かり頂けたでしょうか?
今回はまだまだ紹介しきれませんでしたが、今後もIoTのすごいところや活用方法についての記事を書いていきたいと思います!
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