【意外と気になる】日本人の年代別貯蓄額 2021年版!

最近は原油などの物価高と円安の影響をもろに受けて、身の回りの生活必需品がどんどん値上がりしていますね・・

実は企業としては原材料の高騰で値上げしても利益が減っていることが多いんですが、やはりインフレは生活費にダイレクトに響くので厳しいところです。

ところでみなさんは貯金(金融資産としてをどれくらいしているでしょうか?

めちゃくちゃ貯め込んでいる人もいれば、全くしていない(できない)人もいたり、傾向がはっきり分かれそうなのは何となくわかりますね。

今回は、日本人はどれくらい貯蓄しているのか?についての実態を書いていきたいと思います。

日本人の平均貯蓄額は?

日本人はいったいどれくらい貯蓄をしているんでしょうか?

自分は結構貯めている方なのか?それとも全然できていないのか?気になる人も多いと思います。

他人と比べて一喜一憂する必要はありませんが、今の自分がどれくらいの位置にいるのかは今後貯蓄するうえで参考になると思います。

以下は金融広報中央委員会が2021年に行った「家計の金融行動に関する世論調査」のデータをグラフ化したものです。

令和3年(2021年) 家計の金融行動に関する世論調査[単身世帯調査]から引用

単身世帯を見ると20代の平均資産額は179万円になっていて、若い人もそれなりに貯蓄しているのかな?と思いますが、一番割合が多い「中央値」で見ると20万円になっていますね。

これは資産をたくさん持った一部のお金持ちの人が、平均値を吊り上げていることがわかります。(つまり格差がえぐいといこと・・)

どの年代でも平均値と中央値の差が大きく、特に30代では10倍以上の開きがあります。

令和3年(2021年) 家計の金融行動に関する世論調査[二人以上世帯調査]から引用

二人以上世帯では共働き夫婦なども多いので、全体的に単身世帯よりは貯蓄できているみたいです。

ですが、こちらもやはり平均値と中央値の差がえぐいですね。

次は金融資産保有額ごとに、どれだけの割合の人が属しているのかを見てみましょう!

令和3年(2021年) 家計の金融行動に関する世論調査[単身世帯調査]から引用

まずは単身世帯から。

ぱっと見てわかるのは、30代以上で「金融資産なし」「~100万円」「1000万円以上」の割合が高くなっているということではないでしょうか?

※1000万円以上は全てひとくくりにしているので割合が高いとも言えますが。

これは貯蓄している人としていない人の格差が大きいということです。

20代だと「金融遺産なし」と「100万円未満」の合計が65.6%なので、もはや貯蓄があまりない人の方が普通と言えるかもしれませんね。

令和3年(2021年) 家計の金融行動に関する世論調査[二人以上世帯調査]から引用

二人以上世帯についても「金融資産なし」「~100万円」「1000万円以上」の割合が大きくなっていて、格差が大きいことがわかります。

しかし単身世帯と比べると貯蓄額が多い方向に分散しているので、二人以上世帯の方が貯蓄できているということでしょうね。

やはり二馬力でかつ同じ家で暮らすということは貯蓄するうえで有利なのは明らかですね。

貯金を増やす方法1 支出を減らす

では、貯金を増やす一番手っ取り早い方法は何でしょうか?

それは支出を減らすということです!(つまり節約)

収入-支出 = 貯蓄

節約するのは大変そうだと思いますが、生活の負担になりにくい節約をすることで無理なく支出を減らすことは可能です。

冷暖房をけちって暑さ寒さを我慢したり、数円安い野菜を買いにいつもより遠いスーパーに買い物に行くのはストレスがたまるのでやめたほうがいいでしょう。

いくつか即効性のある節約方法について例を挙げておきます。

  • 固定費の削減・・(格安SIMに乗り換える、生命保険を必要最小限にするなど)
  • 最新の家電やガジェットにこだわらない・・(最新のものは割高)
  • コンビニはできるだけ利用しない・・(価格も高いし余計なものを買いがち)
  • ふるさと納税の活用・・(うまく使えば食費の節約にもなる)

貯金を増やす方法2 収入を増やす

収入を増やすというと、なかなか難しい印象があると思います。

しかし、常に情報収集を欠かさず、正しい努力ができれば収入を増やすことは誰でもできます!

貯蓄を増やすために、支出を減らすのが短期的に効果が出やすい方法なのに対して、収入を増やすという方法は長期的に有効な方法です。

しかも、節約と違って収入を増やすことに限界はありません!

その方法についていくつか例を挙げます。

  • 転職する・・(スキルアップして成長している業界、儲かっている会社へ転職)
  • 副業する・・(帰宅後や休日を利用して月数万は稼げます。稼いだら貯蓄へ)
  • 投資する・・(iDeCoやNISAなど非課税を積極的に利用して積立て投資

ある程度リスクを覚悟できるならビジネスオーナーになる(起業する)という方法もありますね!

まとめ

日本人の貯金事情を知ってどう思いましたか?

意外と少ない!格差が大きい!などと思った人が多いのかなと思います。

私は保有資産額を周囲の人と比較することはあまり意味がないと思います。

ですが、老後などにお金が必要になることは誰でも同じなので、自分に必要な金額を見積もって目標に向けて貯蓄していくことはとても大事なことだと思います。

自分の将来の夢を実現するためにまとまったお金が必要になるかもしれませんしね。

目標に対しての現在の位置を明らかにしたうえで、少しずつでもいいので資産を増やしていくことをお勧めします!

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