最近大きな会議でプレゼンテーションの機会があったので、自分なりに身に付けた緊張しない方法(考え方)についてご紹介したいと思います。
私は結構人前で緊張してしまうことが多くて、仕事で大事なことがある前の日に寝れなくなってしまうことが頻繁にありました。
それがここ数年であまり緊張することがなくなってきたので、なぜなのか?と思ったら自分の考え方が前と変わっていることに気が付きました。
今回は、大事な場面や人前に立つときに緊張しない考え方についていくつか書いていきます。
なぜ大事な場面で緊張してしまうのか?
自分が他人にどう思われているのか気になるから
過度に緊張してしまう人は他人にどう思われているのか必要以上に気にしている人がほとんどですね。
それはプライドが高いからと言い換えることもできます。(もちろん自分に誇りを持つことは必要ですが)
そして、もし失敗してしまったときに「かっこ悪いと思われるんじゃないか?」などと恐れているから緊張してしまうんです。
大事な場面で緊張しない方法
適度に緊張するのは悪いことではないと考える
まず、適度に緊張するのは決して悪いことではありません。
例えば心拍数が上がったりするのは、これから起こることに対して体が備えようとしているからです。
過度に緊張すると動けなくなったり、頭が真っ白になってしまうので良くないのですが、緊張してしまうからといって自分に対してイラついたり焦ったりするのはやめましょう。
他人はそれほど自分のことを見ていない
大勢の人前に立つ時って、自分に順番が回ってくる前は緊張しますよね?
私は子供のころから人から注目されるのが苦手で、学芸会の発表の前にはいつもお腹が痛くなっていたのを覚えています。
大人になってからもその傾向は変わりませんでした。
でも今の会社に入って社内や客先でプレゼンテーションの機会が増える中であることに気付きました。
「あれ?実は他人は自分のことそんなに注目していないんじゃないか?」
そう、自分が他人の発表を常に集中して見ていないように(ほんとは見ないとダメですが)、他人も自分の発表を最初から最後まで集中して見ているわけではないんです。
もちろん、あからさまに鼻をほじったり、あさっての方向を見たりしている人はほとんどいないですけどね(笑)
大勢の人前で話したり発表したりする場合でも、本当にしっかり注目している人はわずかな人しかいないわけですから、そのわずかな人たちに向けてだけ話していると考えればだいぶ気が楽になるんじゃないでしょうか?
他人がどう思おうが自分は他人の感覚を理解できない
例えばもし自分が失敗したときに、それを見た他人が「こいつかっこ悪いな(笑)」と思ったとします。
しかも相手が自分を見下すような目で見てきたとしましょう。
でも、自分は他人にはなれないので、相手がどれだけ見下してこようが何を思おうが相手の感覚を本当に理解することはできないんです。
相手が自分をどう思っているかなんて決して理解することはできないので、実は見下しているように見えて
心の中では「大丈夫だ、がんばれ!」と言っていると思い込むこともできるわけです。
つまり、他人の考えをコントロールすることはできないが、自分の考えはコントロールすることができるので、他人にどう思われているかですら自分の考え方で全てが決めることができるんです。
※相手が嫌がっているのに「本当はうれしいんだろう?」と思い込むのはNGですよ!
根拠のない自信を持つ
緊張しない考え方として一番大事なことは自分に自信を持つということです。
どれだけ人生で失敗してきた人でも、何か成功体験は持っているはずですよね?
どんなに小さいことでもいいので、成功したときのことを思い出しましょう。
そして、自分はやればできる能力を持っているんだ!と思い込んでしまいましょう。
成功するイメージを持つことで、人間は無意識のうちに成功に向かって行動してしまうのです。
根拠がない自信を持って「なんとかなる!」と楽観的に考えることが大事なんです。
もちろん自信さえ持っていれば何もしなくてもうまくいくなんていうことはないので、努力と準備は万全にしておくことは必要ですけどね。
まとめ
今回は自分が身に付けた過度に緊張しない考え方について書いてみました。
しかし、簡単に緊張しやすい性格を変えることは難しいので、これらの方法を意識しつつ自ら進んで人前に立つ機会を増やして場数を踏むことが一番の近道だと思います。
人は良くも悪くも慣れが早い生き物なので、大事な場面をたくさん経験するうちにいつかは緊張しなくなっていくはずですよ。
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